「平和と、秩序と」
説教ノート No.32 2026.5.3 聖書箇所 コリント人への手紙 第一 14章20~40節 ■序 論 14章後半、パウロはコリント教会の礼拝と兄弟姉妹たちの信仰生活が生き生きとして豊かなものとなるよう願いさらに筆を進めている。具体的には、異言と預言とを対比させながら、異言の限界と預言の必要性を説明し、神が備え与えて下さる御霊の賜物が自己主張のためではなく、あくまで教会の徳を高めるために機能すべきことを重ねて教えている。私たちも自身に与えられている賜物を見極め互いに生かす者となろう。 ■本論1 大人の考え方を (14:20-26) 段落冒頭、先ずパウロは「考え方においては・・・大人になりなさい(20節)」と勧めている。それはコリント教会の人間関係において、恵みによって与えられた御霊の賜物を、他人と比べて自分を誇る道具にしていたからである。そのことが顕著なのが「異言」に対する考え方とそのあり様であった。つまり人前で他の人には理解できない言語で語ることが彼らにとって優越感を満足させる道具になっていたの