「アブラハムの信仰」
説教ノート No.9 2023.1.29 聖書箇所 ローマ人への手紙4章1節~12節 ■序 論 罪人の救い(赦し)に関するパウロの主張は、「行いの原理」ではなく「信仰の原理」、すなわち神の救いがキリストの十字架に基づく贖いによるもの...
「信仰による義」
説教ノート No.8 2023.1.15 聖書箇所 ローマ人への手紙3章21節~31節 ■序 論 この段落から、パウロはキリスト教信仰の中心とも言うべき「信仰義認」について筆を進めている。「律法」は、キリストに導く養育係として人間の...
「義人はいない」
説教ノート No.7 2023.1.8 聖書箇所 ローマ人への手紙3章9節~20節 ■序 論 パウロは、前段落でユダヤ民族の「御言葉が委ねられた責任と特権」を語った。それは神の選民とされたことも、民族的優位性ではなく、あくまでも一...
「神の真実」
説教ノート No.6 2022.11.20 聖書箇所 ローマ人への手紙3章1節~8節 ■序 論 これまでパウロは、自らは律法を得た選民との自負心を持つユダヤ人も、例外なく律法に違反している「罪人」であると指摘してきた。しかし、この箇所...
「心の割礼」
説教ノート No.5 2022.11.6 聖書箇所 ローマ人への手紙2章17節~29節 ■序 論 聖書は徹底して人間が神の前に罪人であることを指摘している。神はイスラエル民族に律法を与えることによって絶対的な神の基準を示されたが、旧...