「御名のために」
説教ノート No.37 2022.2.27 聖書箇所 使徒の働き21章1節~16節 ■序 論 ミレトスでのエペソ教会の長老たちとの涙の別れの後、パウロはエルサレムへ向けて海路を急いだ。エルサレム教会への援助献金を携える「愛」と、試練と...
「神にゆだねて」
説教ノート No.36 2022.2.13 聖書箇所 使徒の働き20章13節~38節 ■序 論 (20:13-16) 地中海世界覇者ローマへの幻を胸に、一旦逆方向西のエルサレムに向かうパウロは、エーゲ海西側を南下してアソスに、そしてミ...
「慰めの業」
説教ノート No.35 2022.2.6 聖書箇所 使徒の働き20章1節~12節 ■序 論 Ⅱテモテ3:12には「キリスト・イエスにあって敬虔に生きようと願う者はみな、迫害を受けます。」と明言されている。確かに私たちの信仰生活におい...
「それでも前へ」
説教ノート No.34 2022.1.23 聖書箇所 使徒の働き19章21節~40節 ■序 論 パウロ一行が一年間留まって行ったエペソ伝道は、聖霊の力によって多くの人々が救いに導かれ、アジア州全域に福音が伝えられることになった。神の計...
「聖霊の力」
説教ノート No.33 2021.11.21 聖書箇所 使徒の働き19章1節~20節 ■序 論 パウロは第三回伝道旅行の拠点をエペソとして小アジアでの救霊の働きを推進した。思えば、この地は第二回の伝道旅行で巡回を願った地であったが、それ...
「神の御心なら」
説教ノート No.32 2021.10.3 聖書箇所 使徒の働き18章18節~28節 ■序 論 パウロはここに延べ2年の長期にわたる第2回伝道旅行を終えようとしている。これまでの行程は聖霊の導きによるもので、マケドニア、ギリシアにおい...
「恐れず語れ」
説教ノート No.31 2021.9.12 聖書箇所 使徒の働き18章1節~17節 ■序 論 パウロはアテネからコリントへ進んだ。ここはアカイア州の州都で商業の中心地、アテネが文化の薫り高い都市であったことに比べると、ここは富と肉欲をむ...
「神話の神か、創造の神か」
説教ノート No.30 2021.8.29 聖書箇所 使徒の働き17章16節~34節 ■序 論 神なき文化はやがて人間を神の領域にまで分け入ることになり、それはバベルの塔と化していく。ギリシア・ローマ文化は、皇帝カエサルを神とし、ある...
「それでも前へ」
説教ノート No.29 2021.8.8 聖書箇所 使徒の働き17章1節~15節 ■序 論 第二次の伝道旅行はさらに進む。困難の中でも福音が宣べ伝えられ、ヨーロッパ最初の教会が誕生したピリピを後に、パウロ一行は西南に約150キロのテ...
「開かれた扉」
説教ノート No.28 2021.7.18 聖書箇所 使徒の働き16章16節~40節 ■序 論 第二回伝道旅行、マケドニアの叫びに呼応して出帆したパウロは、ピリピにおける福音の伝道を展開し、聖霊の導きによって紫布商人リディアとその家族...