「マケドニアの叫びに応えて」
説教ノート No.27 2021.6.6 聖書箇所 使徒の働き16章1節~15節 ■序 論 パウロとシラスによる第二回の伝道旅行の目的は、先の伝道で誕生した小アジヤ(現在のトルコ西部)の諸教会を再度訪問し、困難の中で奮闘する兄弟姉妹...
「喜びとともに」
説教ノート No.26 2021.5.30 聖書箇所 使徒の働き15章22節~41節 ■序 論 エルサレム会議の決定は神学的事柄ではなく、お互いに相手をつまずかせないよう最低限のルールを確認し多様性を認めつつキリスともにある一致を得る...
「神の御心を求めて」
説教ノート No.25 2021.5.2 聖書箇所 使徒の働き15章1節~21節 ■序 論 「 エクレシア」(呼び出された者たち)である「教会」は、均質的集団ではなく、様々な価値観、習慣、背景を持つ者たちが結び合わされた共同体である...
「切り開く宣教」
説教ノート No.24 2021.4.25 聖書箇所 使徒の働き14章1節~28節 ■序 論 ピシディアのアンティオキアにおける伝道で、福音に対する人々の反応は、異邦人たちの「受容」、ユダヤ人たちの「拒否」に大きく二分されるものであっ...
「受容と拒否」
説教ノート No.23 2021.4.18 聖書箇所 使徒の働き13章13節~52節 ■序 論 第一回伝道旅行、キプロスにおいて主イエスの福音を宣べ伝え、魂の救いをその目に見たパウロたち一行は、さらにキプロス西側のパポス港から出航して...
「神の派遣と教会」
説教ノート No.22 2021.3.7 聖書箇所 使徒の働き13章1節~12節 ■序 論 使徒の働きは13章から新しい展開に入る。そのスポットがエルサレム教会からアンティオキア教会に、ペテロからパウロに、ユダヤ人から異邦人に向けられ...
「神の御手は働く」
説教ノート No.21 2021.2.7 聖書箇所 使徒の働き12章1節~25節 ■序 論 アンティオキア教会は異邦人世界に誕生した教会としてローマ帝国下、地中海世界に、宣教の発進基地としてその使命を果して行くことになる。その一方で、...
「福音は世界へ」
説教ノート No.20 2021.1.31 聖書箇所 使徒の働き11章1節~30節 ■序 論 コルネリウスをはじめ主イエスを信じた異邦人に聖霊が降る出来事は、神の救いの計画が全世界の民族に及ぶという福音の広がりを示すものであった。しか...
「福音の内容」
説教ノート No.19 2021.1.24 聖書箇所 使徒の働き10章34節~48節 ■序 論 ローマ軍イタリア隊が駐屯する地中海沿岸の新興都市カイサリアにおけるペテロとコルネリウスの出会いは、福音が民族とその文化の壁を乗り越える契機...
「隔ての壁を越えて」
説教ノート No.18 2021.1.17 聖書箇所 使徒の働き10章1節~33節 ■序 論 使徒の働きは10章から新たな展開が始まる。それは福音宣教がユダヤ社会から広く世界に拡大し、選民を自負するユダヤ民族以外の民族、すなわた異邦人...